作者:總持寺 第20世 乙川瑾映 禅師 書 (副貫首時)
出典:
題名:松風塵外心「しょうふうじんがいのこころ」
松風の清々しい音に心を洗われて世俗の汚れから遙か隔たった心境にいたること
作者:總持寺 第24世 大道晃仙 禅師 賛
出典:六祖壇経「いっぱちはせんけのはんなり、つねにいちじきしんをぎょうず」
題名:一鉢千家飯 常行一直心 画賛
一鉢の飯は千人分に値するが如く、常に心を集中して執着を離れ行修行をつづけること
作者:總持寺 第2世 畔上楳仙 禅師 賛
出典:高峰原妙禅師語録 「かいていのでいぎゅうつきをふくんではしり、がんぜんのせきこじをいだいてねむる、てつじゃこんごうがんにさんしゅうし、こんろんろしをひいてぞうにのる」
題名:海底泥牛銜月走,岩前石虎抱児眠、鐵蛇鑽入金剛眼,崑崙騎象鷺鷥牽
意味:無に徹し分別や執着を超越する境地を説いている。このうち一句でも参じ終われば三世諸仏の真意を解すこととなる。
作者:總持寺 第8世 栗山泰音 禅師 書
出典:馬祖道一 語録
題名:平常心是道
「びょうじょうしんぜどう」「へいじょうしんこれどう」
普段のあたりまえの心は行持坐臥といった日常生活のそのものにほかならない。こだわりを捨て去った時の心こそが悟りであるということ。
作者:總持寺 第14世 久我篤立禅師 書(龍拈寺時)
出典:碧巌録 第24則
題名:白雲深處金龍躍 碧波心裏玉兎驚
「はくうんふかきところしゅうおどろくへきはしんりにぎょくとおどろく」
白雲に遮られている太陽を見ようとしたり、さざ波の立つ水面の月影は捉えようとしても見たり捉えたりすることはできない
作者:總持寺 第4世 石川素童禅師 賛
出典:「くねんめんぺきひとにあわず、とうどさいてんたまばんをはしる、たいじょうにくもかすみきりつゆをころもとし、けんこんだいちをいちふとんす」
題名:新谷鐵僊画「達磨」 九年面壁無人會 東土西天玉走盤 體上衣雲霞霧露乾坤大地一蒲團
作者:總持寺 第18世 新井石禅禅師 賛
出典:「さいてんとうどけさひとつ、たのためにしたがうところがんかをのぞく、いうことなかれくねんただもくをまもる、みょうせいすでにあまねくごうしゃにふるう」
題名:津端道彦画「達磨」西天東土一袈裟 随處為侘除眼華 莫道九年唯守黙
妙聲既震遍河砂